歴史講座
◆R6 歴史講座「源氏物語ゆかりの鏡神社、伊万里鍋島藩窯を巡る」(3回シリーズ)
第1回 5月30日(木) レクチャー「伊万里焼」
今話題の源氏物語と、最も精巧な磁器といわれる伊万里焼について学習し、ゆかりの地を訪問しました。 伊万里焼については、佐賀県有田町在住の八尋聖剛さんを講師に招き、その起源、その後の発展、特に、将軍家への献上品を焼いていた鍋島藩窯について詳しく教えていただきました。 源氏物語の講師は、古森朋子さん。各地で古典や名文の朗読、朗誦を指導されている方です。玉鬘十帖を全員で朗読しながら、当時の政治や貴族の生活、恋愛事情などについて丁寧に解説していただきました。 そして仕上げのバス研修。訪れたのは、源氏物語ゆかりの鏡神社、国史跡の飯洞甕下窯跡、秘窯の里とも呼ばれる大川内山です。講師とともに十分時間をかけて巡りました。 一連の講座を通じて、参加者の間からは、「伊万里焼の歴史がよく分かった」、「源氏物語のことをもっと勉強したい」、「唐津のことが源氏物語に出ていることに驚いた」などの感想が聞かれました。 |
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◆R5 11/27 歴史講座「焼物の里、有田を訪ねる」 有田焼について学びました!
焼物の里、有田町を訪ね、有田焼の起源、その後の変遷などについて学びました。講師は、当地で有田焼を紹介するボランティアとして活動されている八尋聖剛さんです。 訪れたのは、赤絵窯、泉山磁石場、天狗谷窯跡、復元唐臼、陶山神社、トンバイ塀などです。講師から詳しい説明を受けながら、これらの史跡や遺構を巡りました。 この間、講師が特に強調されたのが、有田焼の起源でした。江戸時代初期、原料となる陶石が泉山で発見されたことに加え、陶土を精製するための水、窯焼きの燃料となる赤松が豊富であったこと、この3つが大きな要因とのことでした。 途中、バスを降りて、江戸期の街並みや建物が残る景観保護地区を散策。県境の山間部にある小さな集落から起こった焼物が、”ARITA”として世界的に有名になっていく時代の一端に触れることができました。 |
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◆R4 11/29 歴史講座「秋の大宰府散策」
今回の講座は電車に乗って大宰府へ。 小郡市埋蔵文化財センター職員の方より、太宰府の歴史的な背景を聞くことで、太宰府の地が今でも延々と歴史や伝統を今に伝えていることに感銘を受けました。お土産に買った「梅ヶ枝餅」の歴史の一端にも触れた楽しい一日でした。 |
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◆令和4年 11/9 歴史講座「宮本武蔵の足跡を辿る」
宮本武蔵が晩年を過ごした熊本、そのゆかりの地を巡りました。 最初に訪れたのは、武蔵の墓がある武蔵塚公園。園内には、両手に太刀を構えた武蔵像や塚の石碑があり、自身の生き方を記した「独行道十九条」も掲示されていました。 次に熊本城。客分として細川藩に招かれた武蔵は、この城のすぐ近くに居を構え、藩士に剣術や兵法を指南しています。当時の様子を偲びつつ、地震の傷跡が残る櫓、長塀、天主閣などを巡りました。 昼食後、最後の訪問地である雲巖禅寺に移動し、その裏山にある雲巖洞を見学。武蔵はこの洞窟にこもり、「五輪書」を書き上げたと言われています。人里離れた薄暗い洞窟の中からこの書物が誕生したことに、皆さん大変驚かれていました。 わずか5年ながら、この熊本で晩年を力強く生きた武蔵、その姿を偲びつつ帰路につきました。 (なお、途中、荒尾市に立ち寄り、明治から大正にかけて自由民権運動や、辛亥革命の協力
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◆令和4年 1/11 歴史講座「佐賀トリビア」 佐賀の歴史を学びました!
「佐賀トリビア」と銘打って、神埼市と佐賀市の史跡や神社、資料館などを巡りました。 神埼市では、現地ガイド同行の下、次の3か所を訪問。 博多櫛田神社の元宮である櫛田宮、長崎街道の一里塚の中で唯一現存する「ひのはら一里塚」、宿場町の面影を残す町並(町割)を研修し、長崎街道の主要な宿場町としてだけでなく、日宋貿易の交易地として栄えた時期もあったことに驚かされました。 次に訪れた佐賀市では、復元された佐賀城本丸、大隈重信の生家や、記念館内の甲冑、銃砲、刀剣、古図などを拝観し、江戸後期から明治の頃の佐賀、その時代に活躍した佐賀の偉人について学びました。 次の訪問先へ移動する途中、「肥前ビードロ」の工場に立ち寄って佐賀の伝統工芸にも触れ、最後に、肥前国庁跡を研修。寒風の中、正殿の跡地や、復元された南門や築地塀などを見学し、整然と配された礎石に往時を偲びつつ最後の研修地を後にしました。 盛りだくさんの研修でしたが、参加者の皆さん、トリビアはありましたか。 |
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